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脳梗塞後遺症の気功治療

  • horiuchiclinic
  • 2019年7月27日
  • 読了時間: 2分

2018年3月に左脳梗塞で入院、その後週1回のリハビリと薬を続けておられる40代の女性。体の右側がしびれる右腕が痛いなどで、2019年2月ご主人に付き添われて来院されました。

ベットの上で寝返りできず起き上がるのが困難、右腕を上げようとすると痛み、立位は不安定で歩行も不自由でした。右脚を引きずり右腕で何かを抱える様な姿勢で体を左右に傾けながら歩かれました。

気に敏感に反応される方で、ベッドに寝た状態で気を送ると直ぐに右腕がゆっくり宙に浮き頭の方に上がろうとします。ある程度まで上がると痛みが強くなり休止。これを何回か繰り返したり頭や脚部などに気を送りました。こういう方の右腕の症状のような場合、気を送ると最初はかなり痛いです。それが疼痛から鈍痛、重だるさに変わっていきます。それにつれて症状も改善されて行きます。現在、気を送ると腕はかなり上がる様になりましたが痛みは感じないとのことです。

歩行の状況ですが、治療回数を重ねるに従って引きずっていた右脚が上がる様になって来ました。そうするうちに、今まで意識的、無意識的に右脚を上げようとして歩いてこられたからか右脚を左脚より高く上げて歩かれる様になりました。暫くその状態が続きましたが、その後は左脚と同じ様な歩き方ができる様になってきています。

同時に歩くときに何かを抱える様にしておられた右腕も少しずつ伸びる様に下がっていきました。6月25日の治療時では内側に曲がっていた手も下に伸びてきて一見左と変わらないぐらいの状態になりました。

7月4日の時点では「室内はすたすた歩ける。外では下り坂でも杖は必要ないようになった。念のために持っているけれど邪魔。」7月19日には「杖は主人が持ってくれている。」とおっしゃっていました。これからは2週間に1回の割合での治療ということになりました。

 
 
 

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