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「気功研究会」

  • horiuchiclinic
  • 2019年8月22日
  • 読了時間: 3分

 8月17日(第3土曜日)4時から「気功研究会」を行いました。

酷暑の中、参加してくださった皆さんどうもありがとうございました。いつもの様にそれぞれのあいさつの後、気を送らせていただいて”定義”から始めました。

今回も気を入れる、送る練習としてペットボトルの水に気を入れてみました。ただ前回と違って、レモン果汁を数滴水に入れた後その水を飲んでみて、その後その水に気を入れました。

気を入れる前の水を飲んだ感想は、「レモンの香りするかなー?」「水と変わらない。」という方が殆どでした。気を入れた後の感想は・・「すっぱー。レモンや。」「唇まで酸っぱい。」「何これー。」・・・でした。私もそこまでとは思っていなかったので驚きでした。

人に気を送る(気功治療を含む)練習では久しぶりに送り手と受け手がペアになって、受け手が送り手に気を送ってほしい部位を伝えて気を送ってもらうという形を取りました。

始めると、皆さん談笑している時とはまるで違ってしまいます。雰囲気が違う、たたずまいが違う・・。感心してしまいました。

気功もそうですが、技術を習得しようとするときに”自信を持つ”ということがネックになってしまう人は少なくないのではないでしょうか。わたしも自信がない、自信を持てない、どうしたら自信を持てる様になるんだろう、という事で延々悩んでいた事がありました。あまり長いこと問題を抱えていると無力感や無気力感で、好きなはずのその技術も面白くなくなって来ます。

ある時、「どんな状況状態でも自信を持てる奴は自信を持てるし、自分みたいに自信を持てない奴は永久に自信は持てないぞ。」と思いました。同時にある人の言葉で、自分では行動していたつもりだったのですが、的外れな行動でもあって、結局は行動が足りていなかったと自分なりに自覚して行動し始めました。灯台下暗し。すぐに”リラックス”という言葉に出会いました。

いつも研究会で私自身が言っている「気功で一番大切といって良いのがリラックスです。」の”リラックス”です。自信を持っている人はリラックスできます。現在の自分を肯定できます。反対に言えば、リラックスできる、現在の自分をとりあえず肯定できるという事は自信を持っているということです。そう思うと、自信とかどうでもよくなりました。

気功で人に気を送って、受けての人が気の働きを感じるという事は、気の送り手が「今現在の自分を肯定して、リラックスして気を送っている。」からです。ただ相手の方に手を向けていても力んでも、当たり前ですが気の働きは起こりません。言葉を変えていえば、送り手の方が意識するしないにかかわず、自信を持って気を送る行動をしているからです。私たちは一人ひとり全員が気を送る、めぐらせることができるのですから、あまり何かにこだわらず、できるだけ楽に楽しく一人一人それぞれ自分自身の気功を”向上”させて行きましょう。

 
 
 

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