最強の静岡おでん

先日、奥さんの仕事の取引先の方に去年に引き続き”総火演”（陸上自衛隊実弾演習）のチケットを頂いたので、御殿場の東富士演習場に行ってきました。

去年初めて行った時も人の多さに驚きましたが、今年は令和元年という事もあってか去年以上の来場者数でした。今年も様々な火砲などが登場しましたが、去年初めて比較的身近で戦車の砲撃を見て、閃光と発射音、衝撃波がすごかったのが一番印象に残りました。

自衛隊の錬度の高さを読んだり聞いたりしていたのですが、砲撃も射撃もほぼ百発百中の様でした。軍隊と言うよりも、すごい技術（職能）集団という感じも受けました（奥さんは、航空自衛隊のＦ２戦闘機がお気に入りです）。

静岡駅前で2泊したのですが、”総火演”の翌日は月曜日で、たいていの博物館や美術館はお休みでした。駿府城公園を散歩した後、小学校の頃に習った”登呂遺跡”（縄文時代）に行ってきました。住宅街の中にあって比較的こじんまりした場所でしたが、水田があってシオカラ蜻蛉が飛び,アメンボやまだ小さかったですがカエルやオタマジャクシ、タニシもいました（ザリガニがいればもっと良かったんだけど）。なにか幼稚園か小学校低学年時代の旧友にでも会った気分でした。

静岡も食べ物がおいしい所みたいです。奥さんは魚貝類の食事（とアルコール）に大満足の様子でした。私は何の気なしに食べたお蕎麦屋さんの昔ながらの”中華そば”と、駅ビルで買って帰りの新幹線の中で食べた”静岡おでん”の味が忘れられません。神戸に帰って来てからすぐ、「新幹線に乗ってまた食べに行こうかな。」と思ったほどです（これ書いてるとまた食べたい）。

食べることはとても好きですが（以前はよく奥さんや相良さんと、時々は3人でスイーツからフレンチ、イタリアン、和食など食べ歩いていた時期がありました。今は3人ともだいたい和食におち着きましたけれど）普段はラーメンは殆ど食べませんし、”おでん”はあれば食べるぐらいでそんなに興味のある食べ物ではありませんでした。なので余計に衝撃。特にあんなに”おでん”が美味しいと思ったのはそれこそ生まれて初めてでした。なんでも経験してみなければ分かりませんね。

「あの時の体調や気分にも合ったのかな~？いやそれだけじゃない、絶対に美味しかった！あの”中華そば”と”静岡おでん”（そう言うのだそうです）、また近いうちに必ず食べるぞ。あ~、食いてー！」

皆さんは”静岡おでん”ご存知ですか？私の中では最強の”おでん”でした。