ペルシェ
- horiuchiclinic
- 2019年10月9日
- 読了時間: 3分
私の誕生日ということで、先日相良さんにご馳走になりました。久しぶりのフランス料理のコースでとても美味しくいただきました。ご馳走さまでした!
食事をしたのは阪神御影の”ペルシェ”というフランス料理店で、現在の場所に移る以前から時々通わせてもらっているので、もう15年ぐらいのお付き合いになります。
食後にシェフと3人で、暫く”気功”の話をしました。10年ほど前に、シェフの慢性の腰痛を”気功治療”した事があります。「あれ以来、一度だけ危ないと思ったことはあるけれど、再発してない。あれだけいろいろな所に行っても治らなかったのに治ったんだから”気功”は信じます。自分の体で体験したんだから信じる。でも何で治ったんだか分からない。嫁もあんなに痛い痛いって泣いてたのに、治ったら気功を信じてない。」・・・。
<うーん。そういったの今に始まったことじゃないから・・。今では”気功”という呼び方も随分ポピュラーになったし、いろいろな気功を体験している人も多くなった様だけど、まだ催眠術や宗教とかと間違えてる人もいるみたいだし・・。体操的な”気功”は少なくない様だけれど、”気功治療”をしているところは未だ少ないし・・。”気功治療”をしている側のアピールの仕方もうまくないのかもしれない・・。おまけに”気功治療”は、する人によって考え方や治療方法も随分違っている場合もあるし・・。これじゃ受ける側の方も困ってしまいますよね。必然的に御紹介や縁(?)が多いのも仕方がないのかも知れません。>
”気功治療”は気功独特の診断や治療をします。同時に”代替医療”(現代医療の足りないところや隙間を補填し、その治療効果をより高めたり、副作用を軽減したり、また後療法としての働きをするなどの医療)としての働きもします。その仕方が現代医療とは違う部分が多いので、不思議な感じや怪しい感じ(?)がするんだと思います。
でも”気”からして分からない?そうですよね。”気”って冊子やブログに書いている様に、古来からの東洋思想の表現のひとつで東洋思想の根幹になるものです。平たく言うと、物理学でいう原子や電子、素粒子や量子とか言われるものと似ています。というと何となく少しわかった気もします。でも失礼ですが、私も含めてたいていの人は、何となくわかった気になっただけで”気"も物理学の用語の意味内容もわかってないと思います。
無責任な言い方ですが、”気功治療”を仕事にしている私も”気”や”気功”のことを良く分かっているとは言えません。「私たちの心身を始め、この世界を構成している最小単位のものが”気”で、”気”は法則をもって常に動いている」(東洋思想)からすると、私たちは”気”によって作られているものです。作られたものが作ったものを完全に理解できるわけありません。わからないのが当たり前で、分からなくても良いんです。開き直りかなー?。
”気”って面白いんですが、”気”によって作られている私たちは、この宇宙に充満している(?)私たちの目には見えない、ものを構成していない”気”を私たちのアイテム、道具として私たちなりに使う事ができます。私たちの心身や生活人生をより良くする”向上”させるために使う事ができます。”気”が何かよく分からなくても構いません、大丈夫です、使えます。使い方を学んで上達する様にすれば良いんです…と言いながら、私もまだ十分な使い方が出来ている,上達しているとは言い難いんですけれど・・。私も私なりに行動して、上達してもっと自由に”気”を様々なことに使えるようになろうとしている最中です。
例えば、”気功治療”も”気”の使い方の一つです。”気功治療”を受けたり、”気功研究会”で学んだりしながらその人なりに”気”を使えるようになれば、もっと様々なことに応用出来ていけば、分からない”気”を少しは分かったのと同じことになるのではないかと思います。
うーん。分からない?はい。…(汗)。
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