”クレア” ①
- horiuchiclinic
- 2019年11月9日
- 読了時間: 4分

11月の第3週から”クレア”の新製品を発売します。形状はミルキーローションタイプで”クレア”の集大成です。保湿、心身の活性化、さわやかさ、軽やかさ。(後述しますが、陰陽五行、木・火・土・金‣水の五つの”クレア”をサポートする働きもします。)単体で使っていただいても結構ですし、他の”クレア”と組み合わせて更に様々な異なった効果を上げることは従来の”クレア”と同様です。
今までの”クレア”よりも、のんびりしたところがあります。2,3日たってから変化を感じる方もいらっしゃると思います。髪から指先までの全身に使えます。
最初の”クレア(しっとり)”を約10年ほど前に作ってからこれが6種類目の”クレア”で、ひとまず”クレア”シリーズは完成です。”クレア”を使って下さっている皆さん本当にありがとうございます。
"クレア”は化粧水の原料のいくつかを組み合わせて、それに”気”を入れたものです。(”気”を入れてなければ、訳の分からないただの液体だと思います。)種類によってそれぞれの働きに特徴があります。ご家庭で、”気功治療”を受けるのに準じた効果を上げるため、”気功治療”の効果を持続させるために使って頂いています。もちろん、化粧水としても大いに使えます。(製品にする場合、法律的に”気”や”気功”の文字を入れる事が出来ませんので「化粧水」としてあります。化粧水の方がサプリメントなどより法律の規制が厳しいのを初めて知りました。)
”クレア”を作り始めたきっかけは、10年以上前の自分自身の顔から上半身、腰あたりまでの皮膚疾患でした。皮膚が荒れて粉状になったものが、座っていた椅子から立ち上がると、椅子の周りにもたくさん落ちている様な状態でした。いろんな事をして見ましたが(病院にも行きました)好転しません。
以前から物や液体などに”気”を入れる事は知っていましたが、自分としては余りして見たいとは思って来ませんでした。それがある時、「この状態がこれからも延々と続くんならどうするんだ。」と強く思いました。「この状態が良くなるのならなんでもやってやる。」でしたので、”もの”を介した”気”を自分に入れたらどうなるだろうかと思い当たりました。
食べ物か飲み物?とも思いましたが、皮膚が主な対象なので、やはり塗るものにしようと決めました。
その頃ちょうど、自家製の化粧水を作ることが流行っていて、あちこちのお店でいろいろな種類の化粧水の原料を売っていました。作るものは、ある程度の量も必要だろうし塗りやすさも大切だと思い化粧水の形にする事にしました。市販の化粧水には20~30種類の原料が入ったものも多い様ですが、”気”はある意味、簡素,単純なものなので、原料の種類はなるべく少なくする事を心掛けました。
余談ですが、随分あちこちのお店に行って、”気”の通りやすいもの、合うものを探しましたが(”気功研究会”で皆さんと学んでいる「気による診断法」で。皆さんも試してみて下さい。)、同じ原料でもメーカーによって内容がかなり違う事を知りました。
家のキッチンでもあれこれしていたので、遊びに来ていた奥さんの妹から、「信ちゃん何してるの?魔法使いが何か作ってるみたい。」(異様な雰囲気だったのかな?)と言われたこともありました。
最初に考えていたより何やかやで随分時間がかかってしまいましたが、やっと「これで試してみよう。」と思うものが出来ました。“クレア”の”しっとり”に似たものでした。海洋深層水(これもメーカーによって違ってました。)に色々な原料を入れたり出したり、混ぜたり引いたりしながら”気”をいれていたのですが、最終的にこれでやってみようと思った溶剤はとても簡素な内容のものでした。簡素、単純なものを目指してきたのですが出た結果があまりに簡素すぎて、これに”気”を入れるにしても「大丈夫かよ?ホントにこれで良いのか?」と思いながら”気”を入れて使ってみました。
結果は?長い間の皮膚疾患でしたから、当然一日や二日で良くはなりませんでしたが、圧倒的に改善して行きました。朝と夜の一日二回塗っていたのですが、症状の範囲が広かった事もあって、試しに湯船のお湯に入れてみました。初めてそのお湯に浸かってみた時の驚きというか感激の様な感情は今でもはっきり覚えています。そんなに強い感覚ではないのですが、明らかにお湯の温度が少し下がって、お湯が軽くなり,まろやかで透明感が増した感覚。同時に自分の体が思っていたよりずっと冷えていて,緊張していたことに気付きました。またお風呂から上がった後も、湯冷めを感じませんでした。
「これ、他の人にも使ってほしい。」と思いました。皮膚だけでなく、体や心、広範囲に使える実感がありました。それまでによく来院の方達から「治療院に来れない時、家に”ミニのほりうち”みたいなのがあれば便利なのに。」の様な事を言われていました。「これ製品にして家で使ってもらえたら、それこそ家に”ミニのほりうち”があるのと同じことになる。」と思いました。
初めての経験でしたが、もう少し内容も変えて製品化することに決めました。
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