”気功研究会”
- horiuchiclinic
- 2019年12月26日
- 読了時間: 4分

12月21日(第3土曜日)4:00~5:30の予定で今年最後の”気功研究会”を行いました。
参加してくださった皆さん、どうも有り難うございました。
いつもの様に一人一人”気”を出すことを意識した挨拶のあと、「ほりうち気功の定義」から始めました。
「定義」では、上達という言葉を使うなら、この”気功”ではより簡素、単純、楽、リラックスを感じながら、ある意味<あなた(”気”)任せ>で”気功”が”出来る様になること、また”気”で出来ている私たちが”気”を扱うのだから、”気功”をするのは自然で易しいと感じられる様になる事だと思うとお話ししました。
また、わたしたちは”気”で構成されているのだけれど個別の存在なのだから、それぞれの個性(我ではなく)を大切にしたそれぞれの”気功”ができる様になりましょう、という事もお話ししました。
”気”を人と場に送らせていただいた後、今年最後の「研究会」だったので、”気功”をする時の姿勢や考え方などの復習的なことをしました。
基本姿勢での呼吸法では、小循環的(古い空気を吐きだして、新鮮な空気を取り入れるイメージ)と大循環的(老廃物などの多くなつた血液やリンパを心臓・肺に持っていき、そこで新鮮になつた血液・リンパを末端まで送っていくイメージ・・この”気功”ではこちらが主です)呼吸法をしました。
呼吸法をする時には基本姿勢を取るのですから、胸を張ったり顎を引いたりしません。また下腹部を膨らませたり、意識を落としたりもしない様にします。
気功動作・気功運動・日常生活時の気功的動きの練習を続けて行いました。
ソフトボールをされている女性が、「自分は足が遅くてドタドタしているのだけれど、<気功的動きの一つ>をしたらピユーって走れた。回りも早い速いと言っていた。今までの自分で最速。」という体験談も話して下さいました。
皆さん多かれ少なかれ、こういった体験をされている様で、私自身も時々、あれっ?という様な経験をします。
”気功治療”を兼ねた”気功法”の練習では、ペアになった”気”の送り手と受け手の間をカーテンで仕切り、お互いの姿が見えない状態で”気”を送る受けるの練習をしました(遠隔治療の練習も兼ねて)。
揺れたり、温かく気持良くなったり、眠くなったり、スッキリしたり、体の一部が痛くなったりで(”気”の巡りが良くない部分に、”気”の巡りを良くしようとする時に起こる事のある反応のひとつで、”気”が巡ると消えてしまいます)相手の方が見えている時と差はありません。
頭を後ろに引かれる様になった方が相手の方に、「頭を引っ張る動作してたの?」と聞かれてましたが、相手の方はそんな動作はしていません。”気”の反応の一つでした。
”気”の送り方、”気”は人それぞれに個性がある事の例で、以前に「よみうり神戸文化センター」で”気功講座”をしていた時の事をお話ししました(以前のブログにも書きました)。
急に相良さんに、「受講されている方達全員に”気”を送って。」とふって仕舞いました。
相良さんが”気”を送り、私も初めてまともに相良さんの”気”を受けたのですが、大地的というか母性的というか、私の送る”気”とも随分違っていて驚いた話です。
「相良さんの”気”も受けてみたい。」と言われる方がいたので、相良さんに皆さんに向かって”気”を送ってもらいました。皆さん、私と相良さんが送る”気”の違いを感じられた様で、「え~。」という感じでした。
五色(五行の色体表)の中からご自分に必要な色を”気による判定”的に選んでいただいて(臓腑とその経絡を代表する色)、その色がメインの肌着を着ることも、心身の調整や健康法にもなるというお話もしました。(法則や理論があって、その色が代表する臓腑経絡に変調があるからそこを調整すれば良いという意味ではありません。)
例によって時間オーバーになってしまい(いつもスイマセン)、”美容気功”はゆっくりはできませんでしたが、興味深くて楽しい時間を過ごすことが出来ました。
「お知らせ」の後、皆さんに”気”を送らせていただいて、お開きになりました。
どうも有難うございました。
”気功研究会”は、この”気功”の特徴でもあると思うのですが、出席が飛んだり長く来ていらっし
ゃらなくても、分からないとか付いていけないとかはいう事は一切ありません。
それぞれの方が、ご自分なりの”気功”を身に着けて、ご自分の心身・生活・人生を”向上”させていく事が一番の目的ですから先輩や後輩もありませんし、出欠も自由です。堅苦しくない自由な会です。
興味がおありの方はぜひ一度参加して見てください。
* お知らせ
年末は12月28日(土曜日)まで、年始は1月4日(土曜日)からの診療になります。
今年一年も大変お世話になりました。皆さん良い年をお迎えください。新しい年もどうぞ宜しくお願い致します! ほりうち ・ 相良
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