”気功”~感じた事、思う事
- horiuchiclinic
- 2020年3月7日
- 読了時間: 2分

20数年”気功治療”を受けて下さっている60代後半の女性がいます。
適切な表現でないのはお許しいただきたいのですが、体のつくりが未熟なまま大人になった部分があったり、大きなケガや臓器の不調が過去にあったりして、それがずっと”傷”として残っている部分もある方です。
長いお付き合いですが、自分を愛し人生を愛しというか、とてもヴァイタルフォースのある方です。
”気功治療”では、特に慢性の症状の方が改善されて来ると、徐々にではなく突然一段ステップアップ(向上)する事が時々あります。大抵その直前に短期間ですが強めの”不調”といったことが起こります。“免眩”(好転反応)と言って良い現象です。
大抵の方は”不調”と言ってもそれ程強いものではないのですが、この方の場合はかなりきつい症状が出ました(一日足らずで消えた様ですが)。
その少し前の治療の時に、何ケ所かある”古傷”がずいぶん薄くなっているのを感じて、その事をお話ししたそのすぐ後の事でした。
その後の”気功治療”の時、「救急車を呼ぼうとかと思った。」とお話しされていましたから、ずいぶんきつい症状が出たんだと思います。
この方はずっと以前から鼻と喉も不調で、特に仰臥で寝ると鼻と喉が苦しいし、身体をあっちに向けたりこっちに向けたりしながらでないと眠れない方でした。
仰臥位で治療している途中で、「深呼吸してください。」と言いました。
深呼吸をされると、「あっ、軽い。息、吸うのってこんなに軽いんだ。」とおっしゃいました。その後、「物心ついてからこんなに軽い呼吸するの始めて。」とも。
長いお付き合いのせいでしょうか、その言葉を聞いた時、”治療家(気功家)”としてそれこそ<天にも昇る>思いがしました。同時に20数年という年月の重みも感じました。
「”気“は向上の法則を持っている。」「”気”は向上の法則を持ったエネルギー。」という言葉を思い出しました(あのワトルズさんも”思考する物質”という言葉で同様の事を言っています)。
”気”で構成されている人間って、健康だろうが不具合を抱えていようが、若かろうが歳を重ねていようが、自分の事も分からなくなろうがなるまいが、あちらの知らない世界に行くまで”向上”し続けて行く、”向上”から逃れられない存在なのかと思いました。
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