"気”の送り方
- horiuchiclinic
- 2020年3月30日
- 読了時間: 3分

今回は”気”の”送り方”についてです。
普通、”気”を送る・出す・循環させる・巡らせる等の言葉を使って”気功”をする事を表現しています。
”気功研究会”に参加されたことのある方は良く分かっていらっしやると思いますが、”気”は相手の方との距離や、その方が見える所にいるかいないか、また人の数、場所の広さなどには殆ど関係無く送る事が出来ます。
”殆ど”と書いたのは、”気”を送る側の”気”に対する姿勢?や信頼度?理解度(別に難しい事柄ではないのはご存知の通り、小学生や幼稚園生でも分かります)?に関係することもあるのかも・・と思うからです。
ジョセフ・マーフィーというマーフィー理論(例のワトルズさんと似た教え)で有名な方が、「こんなこと教えなくても、分かっている方、沢山いますよ。」みたいな事書かれてましたが、ある意味”気功”に関しても似たようなことが言えます。
”気”はこの世の中の”もの”を構成している最小単位のもので、”向上(成長、増大)”の法則を持って常に活動している。”もの”を構成していない”気”は私たちの周囲、宇宙に充満している。
当然私たちも”気”によって構成されている”もの”です。原子や電子、素粒子・・みたいな?
マーフィー博士の言葉ではありませんが、私に言わせると「(私たちは”気”によってできている”もの”なんだから)、”気”や”気功”の事を知らなくても、”気功”が出来ている人沢山います。」
「じゃあ何で”気功”を学ぶの?」って聞かれたら、「私たちは”気功”を学ばないと、自分や他の人達、世の中に広い意味での”気”を送る事、送られる事をあまり実感できないタイプだし、”気功”って実利だし、”向上”できて行くのを実感できたら楽しいし・・。」・・かな?
う~ん。ワトルズさんは「成し遂げるという信念と決意を持続させる」という事が大切という事も書いていますが、もしこの”気功”で何が一番大切かと聞かれたら?
”気”に対する”信頼”だと思います。
私たちは目的や希望を持って”気功”をするのですが(それぞれの仕方で)、”気”の働きというのは御存知の通り、本当に嬉しい結果が出ても大抵私たちの思惑や時間、予想を超えています。
特に私たちは時間の中で生きている存在なので、時間に苦しめられる(?)事も多い”もの”です。
”気功”を学んでいる私達が、楽しい状況の中でも、苦しい状況の中でも私たちを励ましたり慰めたりしてくれるのは”気”に対する”信頼”だと思います。
”気”を私たちのアイテム(道具)として活用するのが気功”ですが、同時に”気”の働きに委ねる事も”気功”です。
現在、日本も世界も大変な状況ですが、”気功”を学んでいる私達はご自分の事にもこの状況の事にもご自分なりの仕方で”気”を送りましょう。
”気功”を学んだことのない方も、ブログに書いてきたことなども少し参考になさるなどして、「”気”がより良く循環している。」と思ってみる、言ってみるだけでもその方なりに”気”を巡らせること、循環させることになります。
”気”は私たちの思惑、時間、予想を超えた働きをしてくれると思います。
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