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”気功”

  • horiuchiclinic
  • 2020年4月21日
  • 読了時間: 4分

                                             ≪最近、良く引用している例のワトルズさんの本です。数種類の翻訳本があります。大分以前から、ジョセフ・マーフィ博士や日本の方の「引き寄せの法則」(?)の本等を読んで来ましたが、現在の自分に一番しっくり来るのはワトルズさんの本です。翻訳本によってずいぶん印象が違うかも知れません。》

”気”と”気功”について私なりに書いて来ましたが、今回は主に”陰陽”についてです。

”陰陽論”というのは古代の中国(東洋)の思想・哲学・医学・・に共通する考え方、教えの事です。

どうして古代のものを現在の私たちが学んでいるのかというと、今も昔も私たちの心身、生活、人生に応用できる実用的な価値があるからです。

画一的ではなく、学ぶ一人一人がその時点でその人なりに活用、応用できるものです。

その中に真理があるからこそ、これだけ長い年月すたれも色褪せもせずに人に影響を与え続けているのだと思います。

簡単に言うと、この世の中の私たちを含めたものや現象は、”陰陽”という言葉で象徴される相反する二つのものや働きがペアになって生じているというものです。

何時もの例ですが、電気のプラス・マイナス、上・下、左・右、冷・熱、大・小、男性・女性、明・

暗・・・きりがありません。

【・・ここまで書いている時、”気功研究会”に出席の方からメールを頂きました。その中で「疲れていて、弱い”気”しか送れません。」と書いてありました。う~ん。

”気”に強いも弱いもありませんよー。私達が”気“を創っているのではなく、”気”が私達を創ってるんですよー。

車のエンジンをかける時、元気溌剌でエンジンをかけても、疲労困憊した状態でエンジンをかけても同じ様に車は動き始めてくれます。”気の出し方、送り方”、”気”の働き”もそんな感じです。

瀕死の人が健康な人に”気”を送る事だって出来るじゃないですか。"気”に人間的な「強弱」や「好調不調」等はありません。

また”気”に「邪気」「正気」は有りません。東洋医学の古典の中で言われている「邪(邪気)」「正気」も、何かが私達や場にマイナスに働いた時「邪に当たった」と言ったり、プラスに働いた時や正常に働いている時、「正気に満ちている」と言ったりしているのだと思います。”気”は”気”です。

”気の働き"は私達の心や体の状態や思惑には殆ど左右されません。勿論、私達は目的があって”気功”をします。けれども結果が出たり、希望が実現したという状態になった時、その事には本当に喜びを持って感謝できるのですけれど、大抵は自分が想像していたのとは全く違った形でやって来るので,あっけにとられたり、ビックリしたりします。

”気功(この気功?)”は、あなた任せならぬ”気任せ”ですが、「果報は寝て待て」ではありません。

目的を持って”気功”をする時には、漠然とではなく具体的な言葉を決めて、それをいつでも意識できる状態で”気功”をするのが良いと思います。

”気は法則を持って常に動いているもの”ですから、私達も自分に正直に自分が行動としてしなければならない事、出来る事を決めて(楽な事でも難しい事でもなんでも・・)意識してそれを続け、効率よく時間を過ごす(ワトルズさんの言葉)事を心掛けながら”気”を送ります。

ワトルズさんも言っていますが、私達にとって一番苦しい(辛い)のは続ける事です。

結果がすぐに出ることが分かっていれば別ですが、いつ結果や実現が起こるのか分からない、”行動”していても、自分の状況、状態、環境が変わった様には思えない。情けない、苦しい、しんどい,面倒くさい、それでも続ける。

「さぼっちやった。」「ほんのちょっとしか今日はしてない。」「なおざりにしか出来ない。」・・。そんな状態でも、「”気”を送る(巡らせる)事をしながら自分が決めた行動をする」をどうにか続けながら日を送る。ほんの少しでも意識してするのとしないのでは、きっと雲泥の差があります。

自分を動かす。動かし続けていれば”気付き”に出会えます。

いつだか分らないし、”気付き”の内容もその時その時、人様々だし、その時になってみないと分からない。それでもどんな状態ででも”動く”事をしていれば”気付き”に出会えます。

そういう姿勢を取れたら、出会うまでにそんなに長い時間はかからないと思います。

出会えたら、どんな状態、状況の中であれ急に”楽”になります。”落ち着き”を感じます。どういう訳だか何だか分からなくても、自分が変わったのを感じられます。

”出会い”、”気を信頼する事”、”実現・結果”が始まった事なのだと思います。

「姿勢を正して”気”を送ります。」とも書いておられましたが、そういう時も必要ですが”基本姿勢”を意識できれば、テレビを見ながらでも寝転がりながらでも構いません。余り固く考えないで、どんな時にも出来るだけ気楽に楽しく”気功”を続ける事が出来るなら、”気功”をする事が励みになるのなら、それが一番なんだと思います。】

”気”や”陰陽”に関する事はまた次回。

 
 
 

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