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2年ぶりのダイビング

  • horiuchiclinic
  • 2020年9月1日
  • 読了時間: 3分

8月の後半、定休日と2日間のお盆休みを使って2年ぶりに石垣島に行ってきました。

コロナのこともあって、どうしようかなとも思ったのですが、初めて関空を使い直行便で往復しました。

今回は滞在期間が短かったのでダイビングは3ダイブ(1時間弱を3回潜る)になりました。

石垣もコロナの影響で人通りも少なく,街はガラガラといった印象でした。

最近の石垣の街はキレイで明るくなりましたが、10数年前に初めて石垣に行った頃を思い出しました。

その頃の石垣は街も離島も<昭和>という感じで、「自分達みたいに気楽に観光なんかに来て良いのかなあ。」といった思いを持ったのを覚えています。その頃ぐらいの人の数でした。

10数年、毎年夏のお休みには石垣島でダイビングをしていたので、本当に久し振りな感じがしました。緊張するかと思いましたが、結構自然な感じで潜れました。

「あ~。やっぱり石垣の海はいいな~。魚やエビ、サンゴ・・久し振り~。今年のサンゴは特に綺麗だなあ~。」

晴れてくれましたが台風が過ぎたすぐ後だったので、うねりが結構きつくて海中の透明度も完璧とまでは行かなかったかな(?)

しかし、「本当に綺麗だ~。いや~、すごい海だな~。」

今回は特に小魚の群れが多かったです。例によって皆丸い目をして一生懸命泳いでました。

大分以前ですが,小魚達と一緒に泳いでいて「一尾一尾、自分と同じ命だな~。命に価値の差なんて無いんだな~。」と実感した事を思い出しました。

うねりの強かったポイントでは、魚も海草も我々も同じ様に左右に揺れながら・・というのが何か面白かったです。

完全に透明なエビや鮮やかな色のウミウシ、砂粒ぐらいのヤドカリ・・かなり大きな魚がすぐ傍を泳いでいるのに、海の水の色に擬態(?)していて、教えられるまで気が付かなかったり・・今回も興味深い面白い事が沢山ありました。

「来年は長く滞在して、もっと何回も潜りたいな~。」と思いました。カナズチなのにダイビングを始めて、ホント息も絶え絶えだった最初の頃とはずいぶん違った感想でした。

なんでこんなに夏の石垣に惹かれるのかな?と思って来ましたが・・

太陽の光、空と海・・、どんな格好で居ても良い気楽さ・・今回は何となくではなく、夏の石垣に惹かれて来た訳を少し考えてみました。

人って、大人になっても年配になっても、お爺さん・お婆さんになっても、少年・少女らしさは多かれ少なかれずっと持って行くものだと思います。

大人になると当然、社会生活の中でも自分自身に対してもそれをまともに出す訳には行かなくなります。意識して抑え込んでしまう場合もあります。

夏の石垣で感じるある種の自由や自然さは、まさかいい年をしたオッサンが周りにそれを見せる訳には行きませんが、自分自身には自分の中の少年らしさの部分をまともに意識して良い感じになるからかも知れません。

そんな事も感じた今回の石垣島旅行でした。

 
 
 

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