令和6年6月気功研究会
- dfesr900
- 2024年7月1日
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6月22日(偶数月の第三土曜日・15時~16時30分)
治療院で「気功研究会」を行いました。
参加して下さった皆さん、どうもありがとうございました。
奥さんはアメリカ旅行中でしたので相良と私とで会の進行を致しました。
今回の研究会で再認識したのは〝基本姿勢〟の大切さ〝基本姿勢〟が私達の気功の基盤だという事でした。
この気功の姿勢は、一般に良い姿勢と言われているー胸を張るようにして顎を引き、下腹に力を入れるーと言った姿勢とは随分違います。
気功の姿勢は、胸は張らず ゆったりと、顎は心持ち他人から見ても分からないくらい浮かせて、
仙骨(尾てい骨の少し上の部分)を伸ばすつもりにする。
眼は大きく開かない様にして、やや半眼に近い感じ 微笑する直前の目(瞼)の様になります。
自然に気が出ている(気が循環している)気を出している…時の心身の状態が〝基本姿勢〟です。
今回は久しぶりに『曲がりにくい腕』をしてみたいという提案がありましたので、そちらも行いました。
心身が「気功」の状態になっているのを主観的、客観的に確認する方法のうちの一つです。
〝基本姿勢〟で片方の腕を親指側を上、小指側を下にして軽く前方に伸ばします。
別の人が両手で伸ばしている人の腕を親指側に強い力で曲げようとします。
腕を伸ばした状態の人は〝基本姿勢〟のまま頑張ったり抵抗したりはしません。
〝基本姿勢〟は気功をしている状態なので、不思議な様ですが腕は曲がりません。
90歳近くの小柄で華奢な女性も参加されていますが彼女の腕も曲がりませんでした。
始めて参加された方も、少し説明しただけで他の人と同じように出来る様になりました。
曲げられる側の人も集中しようとしたり一生懸命にならないようにします。
腕を通して〝気を出している〟(気が出ている・循環している)事を軽く意識するだけです。
また、研究会の終わりにいつもご一緒に自分自身に対して〝美容気功〟を行って貰っています。
〝美容気功〟は美容だけではなく、気を送る時に対象に触れる時と触れない時、物体や非物体、場や空間に気を送る時などの感覚や意識の違いを知ったり、向上させたりする練習にもなります。

次回の気功研究会は8月の暑い時期になりますが、季節を感じながら〝気功〟をするのも面白いと思います。
「気功生活」をしながら、皆様にまたお会いできるのを楽しみにしております。
時々〝基本姿勢〟や〝気功〟を意識しながらお元気にお過ごしください。
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