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懲りずに?「散歩」

  • horiuchiclinic
  • 1月13日
  • 読了時間: 3分


去年の12月中頃、奥さんと久しぶりに大阪に行き難波から心斎橋の辺りをブラブラしてきましたが、クリスマスのイルミネーションやネオンが派手で外国人も多く・・とても賑やかでした。


すごい雑踏の続く中「そんなに距離は離れてないのに、大阪に比べると神戸は田舎だね~」などと話しながら歩きました(二人共、どちらかと言うと海と山の間に位置し日差しが明るく街中でも風の良く通る神戸の方が好きです)


 その翌日、仕事が終わって治療院を出る時に「寝不足が続いて眠いし、今日は駅を2・3飛ばすぐらいの距離を歩くぐらいにして早めに帰ろう」と思いました。


 三宮周辺を歩いているうちに、結婚前に奥さんが働いていた会社のあったビルの前に出ました。

そこから東に向かう道は歩いたことが無かったので、次のJR灘駅に向かうだろう道を歩く事にしました。

知らない細い道を通ったりしながら歩いているうちに<国道2号線>に出ました。

<2号線≻に沿って東に向かってしばらく歩くと<2号線>をまたぐ大きな歩道橋があったので上ってみました。

 登ってみると<2号線>を見下ろす形で東へ向かう散歩道の様な道があり、犬の散歩やランニングをしている人にもすれ違いました。

気に入ったので道が終わる所まで歩いてみましたが、かなり長く続く良い道でした。


歩道橋から続く散歩道が心地よかったので、歩いている内に「今日は早く帰ろう」と思っていた事をすっかり忘れてしまっていました。


JR線と平行に歩いているつもりで、時々北に行ったり南に行ったりしながら東方向に歩きながら

結構進んだけれど一度も駅にぶつかりません。

「まあ、方向音痴の自分が分からない道を通って東に向かって歩いているんだから仕方がない」と思いそのまま歩き続けました。


歩いている内にやっと駅が見えたので「JRの何駅だろう?」と思ったら、阪神線の御影駅でした。

駅で人にJR住吉駅までの歩いての道順を尋ねたところ「かなり歩きますよ」と言われました。


歩いて住吉駅に着いてから携帯を見ると、メールに返事がないからでしょう、奥さんから電話が5・6回かかってました。

車の音やあれこれ考えながら早足で歩いたりで気付いていませんでした。

時計はもうすぐ20時半、ちょっと焦って電話をすると「何でもいいから早く帰って来るように」みたいな事を言われました。


あと一駅で自宅の最寄り駅、それを少し東に歩くと我が家です。

そこまで歩くと治療院のある元町駅から電車に乗らず3時間半、7駅飛ばして歩いた事になるし、そうしたかったのですが…


警察に保護された形でパトカーで自宅まで送っていただいた件からあまり日も経ってないし、奥さんの怒った顔が思い浮かぶので残念ながら、住吉駅から自宅の最寄り駅まで電車に乗り出来るだけ早く家に帰る事にしました。


恐る恐る家に帰ると、今回は奥さんは前回の様にボロカスに怒ったり「認知症の検査を受けろ」とは言いません、内心ホッとしていたのですが…(奥さんは私を睨みながら)「これからは19時(⁉)を過ぎたら、必ず自分が今どこにいるかを連絡してくる様に!」と言いました。


「へっ?19時(⁉)って、、。アンタ、わたしゃ夜の散歩をしている人じゃなくて、認知症で夜中に徘徊している人かい!?」

まあ奥さんがそんな事を言うのは当たり前だし、無理ないです…。

≪ 反省 ≫してます。

 
 
 

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