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最近の「気功治療」の例

  • horiuchiclinic
  • 10月5日
  • 読了時間: 4分

宮本武蔵は“五輪書”の中で自分の兵法は剣術のみならず広い意味での「利方」であると書いています。「利方」とは実際の人生・毎日の生活で役に立つこと・得になる事の意味です。


そういう意味では「気功」も「利方」ですし実際に「利方」として使えなければ価値も落ちてしまうし面白くありません。

人が本音で望んでいるもの・望んでいる事を”気”的に実現する手段・方法が「気功」だと思います。


そういう意味では「気功」は「引き寄せの法則」などとも似ていますが 方法・手段が自分の心身のみ?を使う・基くのが特徴だと思います。

以前にも書いたように倫理・道徳・信仰・宗教・スピリチュアル?等とは殆ど関係せずに自分自身で行う・行える技術・手段・方法です。


「気功」というとまず思い浮かぶのは 健康法・治療法としての「気功」だと思います。

最近経験した具体的な「気功治療」について書いてみます。


大抵の方の心身の不調や病気は 一つではなく複数が程度の差はありますが同時にやって来ることが多いと言えます。

一人の人が同時に複数の不調や病気を持っているという事です。

一人の人が一つの不調や病気だけが治ればそれで解決という事は余りありません。

メインの症状が解決すれば次の症状・・というのが普通です。

またこちらが指摘して始めてそれに気づくという事も少なくありません。


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・ある70代の男性の具体的な例です。


 来院時の症状は 2~3年前から始まった目まいとふらつき感(歩行や階段の上り下りの不安定と不安感 危ない感じで走れない等)・だいぶ以前からの慢性的な高血圧・陰委・体力の低下した感じが続いている… 


しかし若いころから体を動かす事は好きだったので現在も一定の運動は続けている...。


 血圧は高い状態が続いている様なので差し当たりクリニックを紹介して降圧剤を処方してもらいました。

薬を持って来てもらって ”気による判定法“でその薬を飲んでもらう事にしましたが指示された朝ではなく「夜に飲むこと」をお勧めしました。

薬と気功治療で短期間に(ひと月かかりませんでした)血圧は120~30台に下がった状態になり、それを維持しているので現在は月一回同じ薬を処方してもらっています。


気功治療を続けていますが 2か月ほどで体力の低下感は無くなり「体力はあります」と言われるぐらいになっています。


目まいとふらつき感・陰委ですが これは上の症状の様にはスムーズに行っていません。

どんな病院や治療院でもそうだと思いますが気功治療でもかなり手こずる,というか悩ませられる症状です。


薄紙をはがす様に徐々に良くなって行き ある時期が来ると、急にご本人も満足できる状態になる…

という症状かと思いますが「何か月後には、ほぼ改善します。」とはっきり言えないのでこちらとしても歯がゆい症状です。


目まい、ふらつき感やなどは大抵ⅭTやMRIなどの精密検査・血液検査等をしてみても異常なし 

メニエールや目の「これ」と言った異常はなく年相応ですという結果も多い様です。

この方もそうですが脳や身体の異常ではなく、神経や経絡の不調が主な原因だと思います。

勿論いわゆる「気のせい」でもありません。


ですがこういった状態で過ごす毎日であっても 気功治療と気功の指導(かなり徹底しています)によってご本人の口から「体力はあります」と言える状態になって来ました。

すると 不調がある・解決していない状態があっても否応なしに「自分は元気だ気力も体力もある。」という事を精神的にも身体的にも実感しながら毎日を過ごせる様になって来ています。

症状は有るのに以前よりも心身共に強くなったというちょっと不思議な感覚です。


「気功治療」と気功の指導で姿勢や動作時の重心の置き方等がしっかりしてきたので 歩行や階段の上り下りなどは油断はできない状態であってもスムーズに楽になって生活に充実感も感じらる様になっておられる様です。


 けれども今のところ、それ以外の際立った好転は無い状態が続いています。

目まいを忘れている状態・目まいのない状態の実現を目指しての「気功治療」を継続中です。


 眼に見える変化が少なくても、治療を継続する事によって向上することに変わりはありません。

あともう少し、のところで治療をやめてしまうのは勿体ないので継続して頂きたいと思いつつ「気功治療」を続けています。


 今月は気功研究会の開催月です、気について一緒に学んで向上して行ける場として続けております。 

 よろしければ参加されてみて下さい。


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