②”気功”の養生法・健康法・鍛錬法
- horiuchiclinic
- 2020年10月14日
- 読了時間: 2分

前回からの続きです。
確かに”気”や”気功”は奥が深いと思いますが、学んで行うのが難しいか易しいかと言えば易しいと言えます。
気功動作や運動、”気”を送る事などは”気功”の経験のない方が思うよりずっと簡単(特に”ほりうち気功”はかも知れませんが)だと思います。
スポーツをしたり、絵を描いたり音楽を習う方が学び方としてはずっと大変です。
”気功”では、簡単(”簡素”)と奥の深さは当たり前に両立します。実際に”気功”をしてみれば、何方にでもすぐに分かります。
(こんな事書いてると、また相良さんに「かたい、理屈っぽい!」って言われるなあ、、。)
”気功”の養生法・健康法・鍛錬法の続きですが、、、。
実際に何時でもどなたにでも出来る”気功”の基本(基盤)になる動作の一つをお伝えします。
立っていても座っていても、歩いていても寝ていても構いません。
姿勢は、このブログでも何回も書いている”基本姿勢”(仙骨を伸ばす・立てる、腰はそらない、胸を張ったり、顎を引いたりしない、顎は他から見ても分からない程度に軽く浮かせる)を「意識」します。
何て事のない様な楽で自然な”姿勢”、リラックスした姿勢です。
次に足の親指の裏側から踵の方に向かう真っ直ぐな線を「意識」します。
「意識」しにくい様でしたら、足の小指を少し浮かせる様に(「意識」)してみても良いです。
これを朝起きてから眠りにつく間、動いている時、静かにしている時、運動、遊び、勉強、仕事、、、何もせずぼんやりしている時、、思い出したら「意識」します。「意識」する時の長さも回数も、その時々で構いません。
この”姿勢”と「意識」、別に大した事でも手間のかかる事でもありませんが、私たちの心身に”気”のスイッチを入れてアクセルを踏む様なものです。
何回か「意識」している内に、最初は微妙にですが身体や心の変化を実感する様になります。そんなに時間はかかりません。
初めて”基本姿勢”を取って足の親指の裏の線を「意識」して、すぐに心身の変化を感じられる方も少なくありません。そして”気”ですから当然、心身の変化だけに留まりません。
これも”気功”の養生法・健康法・鍛錬法の一つです。仕方、回数、程度によって、養生法・健康法・鍛錬法になります。リラックス=活性化=バランス=中心力の強化につながります。
短い時間でも結構ですから、毎日続けてみて下さい。続けただけの効果は出ますし、「気づき」という形で思いがけない結果も出ると思います。
何もしなければゼロですが、ほんの少しでもしてみれば”気”を動かして、私たちの心身や生活の「向上」にも繋がります。
お金も時間もかかりませんし、モノや特定の場所も必要ありません。物は試し、ぜひやってみて下さい。
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