転んでもただでは起きない
- horiuchiclinic
- 2024年12月5日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年12月6日
ず っと以前ですが、私が「気功」という技術・方法を意識して始めるきっかけになった人に出会いました。
明治生まれで武術を教えておられた方で、「昔の武士ってこんな感じの人達だったのかな。」と思ってしまうぐらいの人でした。

その方がある時、若い私たちに向かって「君たち、今の日本は戦争もないし自分達は平和な時代に生きていると思っているかも知れないが、これからの人生で少なくとも3回は文字通りの命にかかわる出来事に出会うと思って生きなさい。」と言われたことがありました。
それを始めて実感したのは、阪神淡路の震災の時でした。それまでは随分と平和な中で生きて来れてたんですね。
振り返ると、本当に死ぬかもしれないと思った激しい揺れの中でも結構いろいろな事を考えたり思い出したりしました。
(被災された方々には申し訳ない書き様ですが、ちょっと面白く感じたのは揺れている最中、母親の事は頭に浮かびましたが父親の事は全く思い浮かばず、後で後ろめたい様な申し訳ない様な気持ちになった事でした。)
その後現在までに先生が言われた様に「文字通りの命にかかわる事」を何回か体験しましたが、今のところどれも結果として巡り巡って「気功」で言う〟"向上〟の役に立っている気がします。
「気功」の”向上”って「転んでもただでは起きない」要素も大きいと思います。
"気"は「法則を持ったエネルギー」と言えるものですが、それを私たちの生活・人生の色々な場面で益にプラスになる様に使う方法・手段が「気功」です。面白いし学びやすい割に効果のとても大きい方法です。
"気〟で構成されている・出来ている私たちが同じ"気〟を使って行なうのですから、年齢や環境にも関係なくその人なりの個性的な「気功」が出来る様になるのが「気功法」です。
Comments